なちこ看護師しています。
まだまだ5年目の平Ns。ちょっと前までシングルマザー・ナースしてました。
周りからは「給料いいからうらやましい」、「どこ行っても仕事あるじゃん」とか言われます。
え??
本心で言ってる?
じゃあ逆に言うけどさ、いいなー夜勤ないんでしょ。土日祝日の休みや連休うらやましー。
はい、どっちも無い物ねだりですよ。
と、いうことで。
看護師の給料調べてみました。
色んなサイトにも載ってるから知ってる人も多いと思います。
参考にしたのはこちら。
『日本の給料&職業図鑑』という本をご存知でしょうか。
医者・教師から、経営コンサルタント・ブロガー・給食のおばちゃん・ひよこ鑑定士など、さまざまな職業を紹介しています。
多種多様な職業の紹介と給料相場、そしてその職業に就く方法を伝授してくれます。
さらに各職業のイラストが本当に凝ってます。
元オタク(漫画家になりたかった)としては、絵のクオリティまじで大事です。イラストだけ眺めてられる位のデザインです。
RPGキャラのように描かれていて(ゲームしないからわかんないけど)、思わず自分の職業探しちゃうことまちがいなしです。
ちなみにこのシリーズ『plus』や『業界別ビジネスマンspecial』『女子の給料&職業図鑑』なんてのも出てますよ。
で、今回のデータは給料BankのWebサイトから抜粋してるんですが、看護師の給料は
平均給料32万円なんだそうです。
20代の給料:28万円
30代の給料:33万円
40代の給料:35万円
とのこと。
手取りにすると18~23万5000円くらいとのこと。
この前まで地方の総合病院で2交代勤務してたなちこの給料が
大体手取り22~24万円くらいもらってました。
勤務時間としては
日勤8:30~17:30
夜勤17:00~9:00
月に4~6回夜勤あり。
残業は30分~長いときは21:00くらいまで病院にいたりする。
ちなみに師長が「残業つけていいよー」って言わないと申請できないシステム(笑)なかなか言ってはもらえない。
その後外来Nsになったので、夜勤なくなったら
手取り16~18万円まで下がりました。
…どうなんでしょう。多いですか??
ちなみに同じ地域で20代の頃OLしてた時の手取りは14~16万円でした。
定時上がり・土日祝休みでした。
雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差のデータから抜粋。
30~34歳の女性で、正社員・正職員の賃金は約25万円とのこと。
ここから色々引かれていくと、手取りで20万円くらいでしょうか。
比べると夜勤をすれば2~4万円多くいただいています。
多いですか??
確かにいただいていると思います。夜勤やれば。
ちなみにシングルマザーだったとしても、児童手当以外は、一定以上収入のある家庭とみなされて、公的な手当はいただけませんでした。
保育園の保育料も減額対象ではなくなりました。(看護学生期間は減額されたり、一時期無償の期間がありましたが。)
公営住宅の家賃も通常の計算方法で算出されます。
なんなら、当時なちこの住んでいた地域では医療費も免除にならず、普通に払ってました。(だから少々の事じゃ病院行かなかった。)
思わず市役所に抗議のメール送ったこともありました(笑)
数日後すっごい丁寧な返事帰ってきた。一定年齢以下の子供の医療費無償制度は今のところ予定ありませんと。
金銭面だけでも、割と生活大変でしたね。
でもなるべく自分の力で生活したいと思ってこの道に進んだので、これはこれでよかったです。頑張る目的にもなりました。
医療・介護の職場は肉体労働の上、精神的負担も大きいです。
OL時代とは違うストレスもいっぱいあります。
工場勤務とは違う疲労感もあります。
しかも夜勤16時間拘束で、明けの日の判断能力はほぼ飲酒運転と同じらしいじゃない。
通勤に1時間かかってたから帰りに死にかけたことも何度もありました。
きっと白目むいて運転してたんだろうね。事故起こさなくてほんとによかった。
どの職種もそうだけど、地域や職場規模によって給料に差はあるし、その時の経営状態や景気の影響も受けます。交代勤務の有無でもこんなに差があるんだよね。
ちなみに先輩Nsはバブル時のボーナスで封筒立てて遊んでたらしい。恐ろしや現金支給。(お金で遊んじゃいけません。)
まだまだその時の『高給取り』イメージが残ってるのかしら。
看護師って確かに安定はしているけど、ひとくくりに『高給取り』って思われることに抵抗があります。
働き方にも、2交代・3交代・パート・派遣・日勤のみ・夜勤専従・訪看・検診などなど幅広いしね。働く病院や、科によっても全然違います。残業代をいただけるかによっても…
何を基準に働き方を決めるかも人それぞれなんです。
そんななちこは引っ越ししまして、この春から転職したのでさらにお財布事情が悲惨なことになってますが、それはまた後日書こうかな。